2008年 11月 14日
肖像写真。初代タイガーマスク/佐山サトル 〈 プロレスラー/掣圏真陰流 興義館総監 〉
関係各位から許可を取り付けることができましたので、今年の夏、週刊実話のモノクログラビア用に撮影した写真と記事をUPします。私が写真と文を担当する「傷だらけの肖像」というページは、現在、月に1度のペースで掲載。これまで他に、藤原喜明氏(プロレスラー)、藤田和之氏(プロレスラー・総合格闘家)、菊田早苗氏(総合格闘家)、緑健児氏(空手家・新極真会代表)、近藤有己氏(総合格闘家)といった格闘家、武道家の方々に登場いただいております。

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〈LEICA DIGILUX3〉プロフィール/佐山サトル(さやまさとる)‘57年、山口県出身。本名、佐山聡。’80年代初頭、初代タイガーマスクとして一世を風靡。引退後、総合格闘技シューティング(現・修斗)及び市街地型実戦武道・掣圏道(現・掣圏真陰流)創設。’05年、リアルジャパンプロレス設立。

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〈LEICA DIGILUX3〉
 
傷だらけの肖像・其の参 〜 毘沙門天を宿す覆面。

「内側から見るマスクは、ただの布切れでした」
 25年前──人気絶頂のまま突如プロレス界を去った天才・佐山サトルが語った言葉だ。
 その後、佐山は時代に先がけて総合格闘技〝修斗〟を創設するも離脱。紆余曲折を経て、近年、ついに自らが史上最高の武道と信じる〝掣圏真陰流〟の創造に至る。
 そんな佐山が3年前、〝ストロングスタイル復興〟をテーマにリアルジャパンプロレスを旗揚げ。初代タイガーマスクの勇姿を蘇らせた。
 試合後、こんな質問をした。
「今、マスクは内側からどう見えてますか?」
 虎の仮面の下から現れた汗だくの佐山は即座に答えた。
「タイガーマスクがファンと自分の大切な架け橋であることは重々承知しています。が、やっぱり内側から見えるのは布切れ。これを被れば強くなれるわけじゃないんです」
 汗まみれの覆面の裏側──その眉間には武神を意味する〝毘〟の刺繍が隠されていた。
(文中敬称略)
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by leicacontax | 2008-11-14 18:33 | プロレス/格闘技/ボクシング


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