女王様。
2006年 02月 24日
バズ・ソイヤー(我が家ではイナバウアーをそう呼ぶ)は文句なく世界で一番美しかった!
美しさは力であり、力には美が宿る。私は何よりも美しさを信じる。だから、一番美しいと感じた荒川選手の勝利には心が震えた。そして何より、彼女の凛とした女王のような気高さに魅了された。
アスリートの低年齢化が進み、マスコミによるアイドル扱いも手伝い、ここのところトップアスリートと呼ばれる選手たちから人を寄せつけないオーラが消えつつあった。スターは普通であるはずがない。それなのに、最近、スポーツに限らずどんなジャンルのスターも、皆一様に普通のふりをして誰かに媚びている。だが、荒川選手からはそういう媚びがまったく感じられない。その潔癖で強靭なイメージが私には清々しかった。
熱い心と冷静な頭脳。荒川選手はあるべき大人の姿をも見せてくれたように思う。
メダルに届かなかった悔しさを隠さず、次の五輪も目指すと言い切った大人しそうに見える村主選手。その涙に潤んだ瞳に光る闘争心にも、ぐっとくるものがあった。

