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'86 闘魂シリーズ/チケットデザインの思い出

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画像は昭和61年(1986)新日本プロレス『闘魂シリーズ』のチケット。

私がデザイナーとして広告制作会社に勤めていた頃、新日関連の仕事を請け負っていた先輩に頼み込んで一度だけデザインを任せてもらった思い出の品です。すっかりインクが褪色していたので修復を試みたのですが、残念ながら元の色味の再現は叶いませんでした。


当時は使用できる写真素材や書体が限られていて、案外、レイアウトに苦戦した記憶があります。それでも〝スリーパー・ホールドをかける猪木〟をメインビジュアルに据えた辺り、いま見ても「わかってるじゃねぇか」と自画自賛してしまいます(笑)。この仕事の9年後、次は企画書を携えて編集者として猪木さんのもとを訪ねることになるわけですが、まだ社会に出て2年目、右も左も分からないまま連日徹夜作業に明け暮れていた私には、よもやそんな未来がやってくるとは想像もできませんでした。


さて、'86年の『闘魂シリーズ』といえば、目玉は米国修業から凱旋した武藤敬司選手。たしか私がチケットのデザインをしていた時点では〝スペースローンウルフ〟というキャッチフレーズも決定しておらず、シリーズポスターの選手写真には普通に〝新星〟という文字が添えられていました(笑)。その武藤選手ももうすぐ引退。なんだか浦島太郎の気分です。


後楽園ホールで行われたシリーズ最終戦タッグマッチ(アントニオ猪木、ケビン・フォン・エリック組vs.木村健悟、武藤敬司組)も鮮烈に印象に残ってます。試合は武藤がケビンを首固めで逆転フォール。ところが、なぜか猪木が怒り出して武藤に鉄拳制裁。観客は唖然騒然。執拗なまでのナックルパートで武藤が血だるまにされた理由は謎でした。どなたか、あの鉄拳制裁事件の真相をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、教えてください! 


1986年のアントニオ猪木〉


1月4日 東京スポーツ新聞社制定「昭和60年度プロレス大賞」で技能賞受賞。

2月5日 大阪城ホール。山田恵一(後の獣神サンダー・ライガー)をパートナーに抜擢。高田伸彦、木戸修組と対戦。

2月6日 両国国技館。藤原喜明と初対決。チョークスリーパーで締め落とす。試合後、前田日明が乱入。

3月26日 東京体育館。UWF軍と5対5イリミネーションマッチ。5−4で新日本の勝利。

5月21日 日立池の川中央体育館。丸坊主頭で登場。写真週刊誌の浮気報道に対するけじめ。

5月30日 広島県立体育館。IWGPリーグ戦で坂口征二と対戦。4年ぶり10回目のシングルマッチで初のリングアウト負け。

6月12日 大阪城ホール。IWGPリーグ戦で藤原喜明と対戦。ジャーマン・スープレックスで勝利。

6月16日 京王プラザホテル。新日本プロレスとIBF(国際ボクシング連盟)の業務提携を発表。

6月17日 愛知県体育館。IWGPリーグ戦でアンドレ・ザ・ジャイアントと対戦。腕固めで世界初のギブアップ勝ちを収める。

6月19日 両国国技館。ディック・マードックを破り「第4回IWGPリーグ戦」優勝。

9月16日 大阪城ホール。ブルーザー・ブロディと7度目のシングルマッチ。60分フルタイム・ドロー。

10月9日 両国国技館。デビュー25周年記念興行「INOKI闘魂LIVE PART1」開催。元プロボクシング・ヘビー級王者レオン・スピンクスと異種格闘技戦。不完全燃焼のフォール勝ち。

1013日 テレビ朝日「ワールドプロレスリング」が28年続いた金曜午後8時から月曜午後8時に番組枠移動。

11月3日 後楽園ホール。ケビン・フォン・エリックと組み、武藤敬司、木村健吾組と対戦。初対決の武藤を鉄拳制裁。血だるまにする。

1211日 両国国技館。藤原喜明と組み、前田日明、木戸修組を破り「’86ジャパンカップ争奪タッグ・リーグ戦」優勝。




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by leicacontax | 2022-10-14 06:14 | プロレス/格闘技/ボクシング | Comments(0)

現実は精巧に造られた夢である。〈長谷川りん二郎の言葉〉


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