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プロレスラー・アントニオ猪木年表/1987(昭和62)〜1988(昭和63)

■1987(昭和62


2月5日 両国国技館。クラッシャー・バンバン・ビガロと初対決。ビガロの反則に怒り、目潰しで反撃。

2月20日 中野サンプラザ。猪木ファンのプロミュージシャン達が「突然卍固めLIVE」開催。マサ斎藤が来場して対戦を約束。

3月25日 大阪ロイヤルホテル。「INOKI闘魂LIVE PART2」前夜祭に、マサ斎藤の代理人として長州力が現れる。

3月26日 大阪城ホール。「INOKI闘魂LIVE PART2」開催。マサ斎藤戦に謎の海賊男が乱入。マサ斎藤の腕に手錠をかけるという不可解な行為に観客がヒート。椅子が飛び交い、放火騒ぎにまで発展。警察、消防、機動隊が出動する大事件に。なお、この試合を最後に古館伊知郎アナウンサーがプロレス実況を卒業。

4月7日 テレビ朝日の「ワールドプロレスリング」がバラエティ形式の「ギブUPまで待てない!! ワールドプロレスリング」にリニューアル。お笑いタレントやアイドルの番組進行にファンが猛反発。

4月27日 両国国技館。マサ斎藤と「ノーロープ手錠マッチ」。凄絶な流血試合となり、リングサイドで観戦していた長州力が、斎藤のセコンドの馳浩にタオルを投入させる。

5月5日 ホテル・パシフィック。長州力の結婚披露宴に藤波辰巳、前田日明らと出席。長州は6月に新日本へ正式にUターンを果たす。

5月10日 京王プラザホテル。「IWGPチャンピオン・シリーズ」前夜祭。このシリーズでリーグ戦は終了。今後はIWGPをタイトル化すると発表。

6月12日 両国国技館。マサ斎藤を破り初代IWGPヘビー級王者となる。試合後、長州力の呼びかけで前田日明、藤波辰巳、木村健吾、スーパー・ストロングマシーンらがリング上で世代交代をアピール。「ニューリーダー」対「ナウリーダー」の新旧世代抗争が勃発。

8月2日 両国国技館。クラッシャー・バンバン・ビガロを下してIWGP初防衛。

8月19日 両国国技館。「ニューリーダー軍」と「ナウリーダー軍」のイリミネーションマッチ。

9月1日 福岡国際センター。ディック・マードックを下してIWGPヘビー級王座V2。

9月19日 後楽園ホール大会。ビートたけし率いる「たけしプロレス軍団」(TPG)が現れ、猪木に挑戦表明。 

10月2日 倍賞美津子夫人と離婚。

10月4日 巌流島でマサ斎藤と世界初の「ノーピープル・ノールール・マッチ」。2時間5分14分の死闘の末にTKO勝ち。

1025日 両国国技館。スティーブ.ウイリアムスを破りIWGPヘビー級王座V3。

12月7日 大阪府立体育会館。「’87ジャパン・カップ争奪タッグ・リーグ戦」優勝決定戦。ディック・マードックと組み、藤波辰巳、木村健吾組と対戦。マードックが藤波にフォール負け。藤波組が優勝。

1227日 両国国技館。「’87イヤーエンド・イン・国技館」開催。長州力との一騎討ちに反則勝ちを収め、TPGからの刺客ビッグバン・ベイダーと急遽対戦。2分49秒のあっけないフォール負けに観客が激怒。この年、2度目の暴動に発展。


■1988(昭和63


1月4日 東京スポーツ新聞社制定「昭和62年度プロレス大賞」でマサ斎藤と行った「巌流島対決」が特別大賞受賞。

1月5日 後楽園ホール。「スーパー・ルーキー」馳浩に鉄拳制裁。

1月22日〜24日 イタリア・ローマへ単独遠征。2324日にバッドニュース・アレンと2連戦。元サンボ世界王者クリス・ドールマンに対戦を迫られる。

2月4日 大阪府立体育会館。長州力を卍固めに下す。IWGPヘビー級王座V4。

2月7日 札幌中島体育センター。ビッグバン・ベイダーと対戦。海賊男が乱入。

3月19日 後楽園ホール。ビリー・ガスパー(海賊男)と対戦。

4月10日 大阪府立体育会館。船木優治(誠勝)、山田恵一(獣神サンダー・ライガー)と2対1のエキシビション・マッチ。

4月16日 テレビ朝日「ワールドプロレスリング」の放送枠が月曜午後8時から土曜午後4時に移行。

4月23日 沖縄・宜野湾大会でランニング中に左足甲を骨折。IWGP王座返上。

5月11日 右肘を手術。

5月26日 左目を手術。

7月16日 長野スケートセンターで試合復帰。

7月21日 小樽市総合体育館。ジョージ高野、藤原喜明と組み、スーパー・ストロング・マシン、マサ斎藤、長州力組と対戦。長州に初のフォール負け。

7月22日 札幌中島体育センター。「IWGP王座挑戦者決定リーグ戦」。長州力に連夜のフォール負け。メインイベンターになって以降、日本人選手とのシングル・マッチでは初めてのフォール負け。

7月29日 有明コロシアム。IWGP王座挑戦者決定リーグ戦。ビッグバン・ベイダーを腕固めで破り王者藤波辰巳への挑戦権獲得。この日、海外遠征中の「闘魂三銃士」(武藤敬司、橋本真也、蝶野正洋)が1試合のみの凱旋。

8月8日 横浜文化体育館。IWGPヘビー級王者・藤波辰巳に挑戦。60分時間切れ引き分け。ストロング・スタイルの教科書的名勝負を展開したが、タイトル奪取はならず。最後のIWGP戦となった。

8月9日 引退を匂わすフリー宣言の後、オーストラリアへ出発。

8月22日 赤坂・全日空ホテル。「アントニオ猪木を絶対引退させない会」に出席。

8月26日 後楽園ホール。「引退前にもう一度大きな試合をする」と発言。

1030日 ソ連人レスラー&ボクサーの養成および日本進出についての会談を行うためソビエト連邦へ出発。

11月7日 ホテル・ニューオータニ。ソ連国家スポーツ委員会との提携を発表。初のソ連人プロレスラー誕生と、これも初となる東京ドームにおけるプロレス興行開催を発表。

12月7日 大阪府立体育会館。「’88ジャパンカップ・イリミネーション・リーグ戦」優勝戦。長州力、星野勘太郎と組み、藤波辰巳、蝶野正洋、橋本真也組を破り優勝。


Commented by leicacontax at 2021-03-18 22:40
ようやく昭和の猪木年表が終わった。記録を辿るだけでも気が遠くなる。あらためて猪木さんが常人とは比べものにならない密度と熱量の高い人生を送ってきたかを実感。
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by leicacontax | 2021-03-19 00:00 | プロレス/格闘技/ボクシング | Comments(1)

現実は精巧に造られた夢である。〈長谷川りん二郎の言葉〉


by leicacontax