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静寂。2

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人の営みや意志とは無関係な顔をした東京のイメージが好きだ。
「TOKYO NOBODY」(撮/中野正貴)という、
人がひとりも写っていない東京の風景ばかりを収めた写真集がある。
その本を眺めていると、不思議に気分が落ち着く。
実際、私の住む東麻布は休日になると〝無音〟に近い。
自然には存在しない人工的な静寂。
それは東京という街に、とても似合っている。

〈LEICA DIGILUX3/JPEG BW DYN +SILKYPIX Developer Studio 3.0〉
Commented by amselchen at 2009-04-24 16:07
無音の感じがよく表出されていると思います。なんだか不吉な雰囲気さえ漂っているような。奥のカーヴの車と人がもしなかったら中性子爆弾かなにかにより死滅した都市のようだったかも知れません。
Commented by leicacontax at 2009-04-24 21:36
この写真は誤って絞り開放で撮ってしまったものなのですが
もしかするとそれがリアルでない空気感を醸しているのかもしれません(と、自分のそそっかしさを肯定。笑)。
アムゼルさんは通常、絞りはどうされてますか?
私は外で撮るときはいつもF8以上に絞り込んで撮るのが普通になっているのですが(人物のときは逆に開放気味です)。
Commented by amselchen at 2009-04-25 01:58
こんばんは。わたしの場合、絞りは風景の場合はF5・6あたりに固定し露出はシャッター速度で調整します。ただしパンフォーカスが欲しいときはF8からF11の間で招請します。マクロは基本的に開放でやはりシャッター速度露出です。これが正しいのかどうか知りませんが、慣れてしまいました、たはは
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by leicacontax | 2009-04-24 11:25 | Comments(3)

現実は精巧に造られた夢である。〈長谷川りん二郎の言葉〉


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