地球に落ちて来た男
2006年 03月 04日
SFといってもSFXはほとんど使われていない。
ストーリーからしてこう。
宇宙人は高度な科学知識を使って地球で金儲けをし、
その巨大な財力で宇宙船を建造して故郷の星を目指す。
ファンタジーでありながら、その過程とその後の顛末に関するドラマはリアルすぎる。
しかし、結末のどんでん返しの洒落が利いていて
この映画は結果として皮肉でロックなお伽噺になっている。
監督のニコラス・ローグは他にも「マリリンとアインシュタイン」という
とんでもなく凄い映画を撮っている天才(傑作にもかかわらずDVD化されていないのが残念)。
カルト作家扱いされている監督だが、私はこの監督の作品が大好きだ。
時間感覚に作用する映画。
観ているだけでトリップできる。
■地球に落ちて来た男
1976年/イギリス・アメリカ合作/ニコラス・ローグ監督
デヴィッド・ボウイ初主演作品

