2006年 02月 24日
女王様。
祝 金メダル! おめでとう荒川静香選手!!
バズ・ソイヤー(我が家ではイナバウアーをそう呼ぶ)は文句なく世界で一番美しかった!
美しさは力であり、力には美が宿る。私は何よりも美しさを信じる。だから、一番美しいと感じた荒川選手の勝利には心が震えた。そして何より、彼女の凛とした女王のような気高さに魅了された。
アスリートの低年齢化が進み、マスコミによるアイドル扱いも手伝い、ここのところトップアスリートと呼ばれる選手たちから人を寄せつけないオーラが消えつつあった。スターは普通であるはずがない。それなのに、最近、スポーツに限らずどんなジャンルのスターも、皆一様に普通のふりをして誰かに媚びている。だが、荒川選手からはそういう媚びがまったく感じられない。その潔癖で強靭なイメージが私には清々しかった。
熱い心と冷静な頭脳。荒川選手はあるべき大人の姿をも見せてくれたように思う。
メダルに届かなかった悔しさを隠さず、次の五輪も目指すと言い切った大人しそうに見える村主選手。その涙に潤んだ瞳に光る闘争心にも、ぐっとくるものがあった。
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# by leicacontax | 2006-02-24 09:33 | Comments(0)
2006年 02月 23日
バズ・ソイヤー?
昨日、フィギュアスケートの話をしていたら妻がいきなりこんなことを言い出した。
「荒川選手のあの技、なんていったっけ? ほら、あれ、バス・ソイヤーみたいな名前の」
バズ・ソイヤー???  フィギュアスケートの技で???
少しの間をおいて、それが「イナバウアー」を指していることに思い当たり、大爆笑した。
イナバウアーは上体を大きく反らしながらゆっくり横に滑る官能的で優雅な技。荒川静香選手が世界最高の使い手だといわれているそうなのだが、で、バズ・ソイヤーは……だめだ、思い出したらまた笑いが込み上げてしまった。わっはっは。

気を取り直して……バズ・ソイヤーとは。
80年代半ば頃、頻繁に新日本のリングに上がっていたアメリカのレスラーで、つるつる頭に「い〜ひっひっ」という奇声と酔っぱらいのような挙動不審パフォーマンスがトレードマークだった。イロモノレスラーかと思いきや、突然切れ味鋭いスープレックスを繰り出したり、妙にグラウンドさばきも巧かったりと、その意味不明で底知れないキャラクターが通なファンに大受けだった。
私の記憶違いでなければ、武藤敬司選手と一度シングルで素晴らしい試合をしている。残念ながらすでに故人となっているが、ディック・マードック(ああ、マードックもすでにこの世にはいない……)と並んで私のもっとも好きな外国人レスラーの一人であった。
しかし、オリンピックの話をしていてバズ・ソイヤーという名詞が飛び出すのは世界中で我が家くらいのものだろう。元々、プロレス嫌いだった妻をそこまでの通にしてしまったのは私でありアントニオ猪木だ。夫婦揃ってのプロレス馬鹿。いつになったら治るのだろうか。
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# by leicacontax | 2006-02-23 14:29 | Comments(9)
2006年 02月 22日
猫の日。
朝までトリノ五輪のフィギュアスケートを観ていた。
荒川選手、村主選手、素晴らしかった。とくに五輪の大舞台で自己ベストの点数を叩きだした荒川選手の演技には鳥肌が立った。それにしても米国選手たちの自信満々の自己アピールには感心。ジャンプが決まる度に「どーよ!」とばかりのポーズと表情。失敗が許されない緊張で大半の選手が硬くなっている中、いったいアメリカ人のあの図太さはどこからくるのだろう。国民性? もし、それも訓練の賜なのだとしたら、どんな訓練をしているのか、ぜひ、訊いてみたい。
いつも思うのだが、安藤選手は、選曲といいあの衣装といい、どうも彼女の持ち味とは違っているような気がしてならない。結果、本来の武器であるジャンプに失敗して減点。本末転倒。考え過ぎじゃないのだろうか? 若さゆえの一途はともすれば己を見失う。いまはまだオールラウンダーを目指すより、自分の武器に徹底的に磨きをかける段階なのでは? 周りの大人たちがもっとうまくリードしてやればいいのに。素人ながら、そんなことを感じている。
過剰な期待も無責任。観ていて気の毒だ。

そんなわけで遅く起きてテレビを点けたら、2月22日の今日は「猫の日」だと言っていた。
にゃん、にゃん、にゃんで2月22日だとか。20年近く前に制定されたというのだが知らなかった。別に知っていたからなんだというわけでもないが(笑)。
記念に愛猫「ニコ」の画像をUP。
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# by leicacontax | 2006-02-22 14:12 | Comments(0)
2006年 02月 21日
花粉症。
昨日、病院に行って花粉症の薬をもらってきた。
さっそく服用してみると、ここのところ抜けなかった鼻の奥から頭にかけてのボーッとした感じが和らぎ、涙目も収まった。流行ものには動じない私なのに、花粉症なんかにやられるとは……不覚。
なにはともあれ意識をはっきり保っていないことには仕事にならない。
薬を飲んでこれで花粉症対策は完了。
さあ、仕事、仕事。
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# by leicacontax | 2006-02-21 12:27 | Comments(0)
2006年 02月 20日
猪木さんの63回目の誕生日。
今日はアントニオ猪木の63回目の誕生日。
白黒テレビに映っていたBI砲の時代から数えれば、もう、アントニオ猪木を40年近く観ている計算になる。本気で熱中し始めたのが1976年2月のウイリエム・ルスカ戦から。それから数えても30年。長い。おそらく、記憶に占める割合においては肉親や妻すら及ばない。アントニオ猪木と共にあった人生。そういっても過言ではない。

以前、猪木さんに「俺よりも俺のことを知ってる人間がいるっていうのは不思議なもんだ」というようなことを言われたことがある。
そういえば、小さな広告デザイン会社でグラフィックデザイナーをしていた頃、ふと思い立って週刊プロレス編集部を訪ね、当時のターザン山本編集長に自作のイラスト(すべてアントニオ猪木)を見て貰ったことがあった。その時、山本さんには「あなたはアントニオ猪木を見すぎている!」と言われた。後年、書き手に立場を変えてから山本さんにその話をしたところ彼は憶えていない様子だったが、「アントニオ猪木を見すぎている!」というその言葉は、私のそれまでの人生をまったく言い得ていた上、その後の人生まで見事に予見していた。

最近、猪木さんは「もう現役じゃないんだし、プロレスからも離れたんだから俺をいいかげん自由にしてくれよ」とよく口にする。バングラデシュに同行した際、「本音をいえばアントニオ猪木という名前も捨てたいくらいだ」という言葉も耳にして少なからずショックを受けた。猪木さんは笑みを浮かべていたが、その目は笑っていなかった。
すでに新しい夢に向かって邁進している猪木さんにとって、過去のしがらみは面倒なだけなのだろう。それはそうだ。何十年も自分を見つめ、自分よりも自分を知っている人間がこの世にごまんといるなど、普通ならぞっとしない。しかも、その人間たちのほとんどが自分の過去を後生大事にしている。顔を合わせれば今ではなく過去についての話が飛び出す。嫌になるのは当然だと思う。
しかし、猪木さんにはわかってほしい。
アントニオ猪木の歴史は猪木さんだけのものではない。数えきれないファンの人生と歴史もまたそこには無数に繋がっている。アントニオ猪木を尊重し、猪木さんの今を応援しているのもまた歴史を知るファン。そのことだけは、忘れないでほしい。
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# by leicacontax | 2006-02-20 16:40 | プロレス/格闘技/ボクシング | Comments(10)