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ドリームガールズ

先日のアカデミー賞で話題になったドリームガールズ。劇場の混雑が予想されたため、先週末、賞の発表前に観に行って来た。伝説的ブロードウェイ・ミュージカルの映画化だけに、音楽シーンのクオリティが高く、とくにアカデミー助演女優賞を獲得したジェニファー・ハドソンの絶唱シーンは鳥肌モノ。この作品が演技初挑戦とは思えない堂々たる女優ぶりといい、こういった才能が後から後から続くあたり、さすがアメリカはエンタテインメントの本場だと再認識させられた。モータウンサウンド('70年代を席巻した、いわゆる黒人ディスコ・ミュージック)に懐かしさを覚える人なら、まず間違いなくノレる、楽しめる映画だと思う(ビヨンセがどんどんダイアナ・ロスそっくりになっていくあたりがまた面白い)。

が、物語は黒人による公民権運動が激化した'60年代を背景に、蔑まれ続けた黒人音楽がジャンルとして認知されるまでのアメリカ音楽シーンのダークな業界内幕もので、決して単なるサクセスストーリーではない。人間関係もどろどろの愛憎劇。それでも、そこはミュージカル。登場人物の感情の発露をすべて音楽に託し、あくまで夢の世界であることを逸脱しない。劇中のステージングはすべて第一級のショータイム。しかしながら、むしろそれが洗練され過ぎているせいでジェニファー・ハドソンの泥臭い熱唱シーン以外の印象を殺いでいるといえなくもない。主演のジェイミー・フォックスの抑えた演技やビヨンセの美しさ、吹き替えなしで見事な歌唱力を披露しているエディ・マーフィだって素晴らしいのに、である。

2時間10分の上映時間があっという間で物足りなさを感じさせるのはエンタテインメントとして成功している証。終わってみればサクセスストーリーを観た心地よさしか残らない。でも、この映画にとって、はたしてそれは幸福なのか? 音楽映画の名作 『ローズ』や『オールザットジャズ』を観た後にいつまでも消えなかった切ない余韻を憶い出し、ふと疑問も残った。
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by leicacontax | 2007-02-28 15:17 | 映画/TVドラマ | Comments(2)

東京タワー310

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〈LEICA D-LUX2〉 *画像クリック=拡大。
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by leicacontax | 2007-02-28 01:30 | 東京タワー | Comments(0)

異空間。

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〈RICOH GR DIGITAL〉 『2001年宇宙の旅』を思わせるこの空間は、六本木ヒルズにある映画館内の通路。人影も少ない真夜中は、スクリーンに夢が映し出される前から異空間。
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by leicacontax | 2007-02-27 01:06 | Comments(2)

東京タワー309

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〈LEICA D-LUX2〉
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by leicacontax | 2007-02-27 00:17 | 東京タワー | Comments(0)

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先週末、六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーにて開催中の『グレゴリー・コルベール/animal totems』展鑑賞。
人間と動物が交流する姿を捉えた写真とビデオ映像の作品群は圧巻! その静かなる衝撃は、いままでのどのアート体験から受けたものとも違う、未知の感動だった。
人間と動物の交流と聞くと、我々はどうしてもディズニー映画的イメージを思い浮かべてしまう。しかし、グレゴリー・コルベールの描き出す人間と動物の共生する理想世界は、平和という意味においてはディズニー的世界に通じるものの、私にはなぜか死の予感に満ちているように感じられてならなかった。
この世には存在し得ない楽園イコール天国。無意識に浮かんだそんな連想のせいかもしれない。が、私の場合、作品を観ながら、いつかどこかで耳にしたことのある〝人が死んであの世に行くと、生前に可愛がっていた犬や猫や小鳥といった動物たちが揃って出迎えに来てくれる〟という誰かの話を思い出したことが大きかった。つまり、死んだら、自分よりも先に死んだ愛する者たちとあの世で再会できるという、死の恐怖を和らげる幸福な伝説のイメージと作品がぴたり重なったのだ。したがって、私が感じた死の予感は恐怖とは無縁。むしろ、究極の安らぎとでもいえる静かな感情だった。
ありのままを切り取った映像でないことはたしか。が、どのようにすればあのような気高い動物たちと人間の素晴らしい交流の瞬間を捉えられるのか、私には想像もつかない。夢とも現ともつかない理想郷。やはり、私は勝手にそれを生と死の狭間の世界だと認識する。

『グレゴリー・コルベール/animal totems a prelude to ashes and snow』
■六本木ヒルズ森タワー52階 森アーツセンターギャラリー
■2007年1月25日(木)〜4月1日(日)
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by leicacontax | 2007-02-26 22:36 | アート | Comments(0)

光臨。

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〈RICOH GR DIGITAL〉 昨日の後楽園ホール。メインイベント。私は我が目を疑った。あのアンディ・サワーを破ったこともある日本シュートボクシングのエース・緒形健一が為す術もなくリングに沈んだのだ。水を打ったように静まり返る満員の会場。本場のムエタイ王者ビッグベン・ケーサージムの勝利の雄叫びだけが、白い光のなかから聞こえてきた。
初めて見たラジャダムナンスタジアムの現役王者の肉体は鋼のように美しく、そのパンチ、キックはまるで異次元の武器のように思われた。我々の知る強さという概念とは異質の強さを目の当たりにした私は、なぜか心に敬虔な感情が湧き上がるのさえ感じていた。ムエタイの強さは、どんな格闘技よりも神々の世界に通じている。そう、確信した夜だった。
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by leicacontax | 2007-02-26 18:45 | プロレス/格闘技/ボクシング | Comments(0)

東京タワー308

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〈RICOH GR DIGITAL〉
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by leicacontax | 2007-02-26 00:00 | 東京タワー | Comments(0)

東京タワー306/307

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〈LEICA D-LUX2〉
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〈LEICA D-LUX2〉 *画像クリック=拡大。
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by leicacontax | 2007-02-25 00:00 | 東京タワー | Comments(0)

夜の帳。

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〈RICOH GR DIGITAL〉 *画像クリック=拡大。
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by leicacontax | 2007-02-25 00:00 | Comments(0)

東京タワー305

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〈RICOH GR DIGITAL〉
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by leicacontax | 2007-02-24 00:11 | 東京タワー | Comments(2)