猫の手。
2006年 11月 24日
私はまだ使い始めて1ヶ月足らずなのだが、機能追加のファームアップ(パソコンでダウンロードしてカメラにデータを書き込むと新しい機能が増える)は今回で3回目になるらしい。半年サイクルで新製品が発売され、次から次に買い替えを迫られるデジタルカメラの世界において、発売から1年経つというのにモデルチェンジすらなく、このようにユーザーの要望に応える形で機能の追加や改良が重ねられている製品は珍しい(というか他に知らない)。先日のサービスセンターの応対といい、メーカーのこの製品への自負と熱意が並々ならぬものであることを実感。銀塩カメラと違って、未だ技術の進歩が著しいデジタルカメラは愛着(と意地)だけでは長く使い続けられない。地味だが、こういったアフターケアこそが重要。ユーザーとして誇らしくもある。リコーさん、これからもよろしくお願いします。
追加された新機能については、まだ私のレベルでは使いこなせないテクニックに属する項目のため当面は影響ないのだけど、改良点としてマクロ撮影(接写)時のAF(オートフォーカス)のスピードが上がった。デジタルというのはすごい。後からデータの書き換えによってそんな機能強化までできるとは眼からウロコ。実際、さっそく試してみると確かに速くなっていて驚いた。以下はそのテスト撮影画像。