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今日のCD/色彩のブルース

色彩のブルース/EGO-WRAPPIN'


【今日の曲】色彩のブルース

70年代は新宿の匂い。
80年代は原宿、90年代は渋谷の匂い。
今はどの街の匂いがするのだろう?
21世紀。街から、匂いは薄れゆく一方だ。

Commented by ねこギター at 2006-05-23 20:44 x
エゴ・ラッピン、現在の日本の若手では一番好きです。この「色彩のブルース」でブレイクしましたね。この曲は、確か青江美奈を意識した作品ということでしたが、私はアングラな雰囲気に浅川マキを思い起こしました。先日もライヴのDVDを買ってしまいました。
Commented by leicacontax at 2006-05-24 02:47
昭和40年代の歌謡曲はあらゆる音楽のごった煮状態でしたね。
でも、ブルースとかタイトルについていても本家のブルースとは似ても似つかないところがてきとーに歌謡曲チックで面白かったんですが(笑い)。
浅川マキさんは昔に聴いたきりなんですが、エゴラッピンがその系譜にあるのだということは何となくわかります。ジャズでもブルースでもフォークでもない、タバコの煙が充満する穴蔵のようなライブハウスや薄暗い酒場に似合う音楽。私は勝手に、ブルースとはきっとそういう場所を指している(イメージする)曲を言っているのだと思っています。

アングラといえば、私は寺山修司さんの映像作品がとても好きで、一時期、繰り返し観ていました。「田園に死す」「さらば箱舟」なんか最高です。今振り返ると、あの時代の表現者は枠にとらわれず、思うままに自分を解放してますね。アングラって、そもそもそういうボーダーレスでアナーキーな感覚の表現を指していたんでしょう。新宿ゴールデン街に憧れはありませんが、その時分の熱気には羨望を感じます。
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by leicacontax | 2006-05-23 01:04 | 今日のCD | Comments(2)

現実は精巧に造られた夢である。〈長谷川りん二郎の言葉〉


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