東京タワー1940
2011年 01月 07日
色々なドラマを東京タワーは静かに見ていたのでしょうね。
と、勝手な解釈(笑)
ですが、想像を掻き立てますね。
この門扉は、以前、何度か写真をUPしたレンガ塀(朽ちかけた木戸を憶えてますか?)のあった建物のものです。
細い道を一本隔てた隣はシンガポール大使館。昔は武家屋敷の敷地で、最近まで三井の会員制クラブの豪華な施設がありました。
その施設があった頃は建物に隠れてタワーを確認できなかったため、このポイントの被写体は、豪華な施設には似ても似つかない奇妙な木戸だったと、そういうわけです。
今はあの妙にそそられる木戸やレンガ塀も跡形もなく、僅かにこの門扉だけが取り残されています。
この門扉はいつまであるかわからないけど、結構モノが良いだけに壊すにはちょっと勿体ないですよね。
ですが、この場所から東京タワーが見れるのですから良しとしますか(笑)
こうして見ると、やっぱり味のあるいいレンガ塀でした。
ホントもったいないですね。
お手数お掛けしました。
なかなか趣のある良い感じで、この風景がもう見られないなんて
寂しいかぎりです。
人もそうですが、悲しいけれどこれが世代交代っていうものですよね。
積み重なるとけっこうこたえるものだとこの頃感じてます。
写真という記憶の意味についても考えさせられています。